生前にあらかじめ建てておくお墓を「寿陵(じゅりょう)」といいます。
これは中国から伝わった風習で、お墓を建てることで、新しい人生が始められ、
長寿がかなえられるという、仏教の考え方に由来し、大変、縁起のよいことです。
お墓をいつ建てるのかという一定の決まりはありませんが、
一般的には、親戚縁者がそろって供養する機会、百か日、一周忌や三回忌などの年忌、お盆、お彼岸、祥月命日などまでに
建墓するのが良いとされています。
ですが、大切なのは仏を供養する気持ちです。気持ちに余裕が持てたらその日を吉日とするのが良いでしょう。
「8寸」 =竿石の巾が(約24cm)
「9寸」 =竿石の巾が(約27cm)
「10寸」=竿石の巾が(約30cm)
とお考えください。 ※竿石は墓石各部の名称でご確認ください。
よい墓石の条件は硬質で風化に強いということです。国内産、外国産を問わず、
お墓に良いとされている花崗岩(みかげ石)でも、良質なものとそうでないものがあります。
ただ見た目には、どれでも光沢があり、美しく、お客様にとって良し悪しの判断はできません。
この差は年月が経って初めてわかるのです。結局、石材を選ぶ前に信頼できる石材店を選ぶことが大切になります。
お墓は一生一度の大切なお買い物です。しかも耐用年数の長い商品です。
それだけに石材店とのおつきあいは墓を建てて、それだけで終わりということはありません。
戒名・法名等の追加彫りや、あとあとのメンテナンスなどで、何代ものつきあいをすることになります。
評判の良い石材店ほど店の信用を大切にし、お客様に満足していただけるよう努力しています。
それだけに店の実績等でよい石材店を選びたいものです
骨壷は一見密封されているようですが長い間そのままでは湿気がはいり水がつきます。
当店では骨壷よりお出ししてサラシの袋にいれてお納めします。これなら自然に土に還ってゆかれます。
墓地は「購入」するのではなく「永代使用」という形になり、
宅地などとは意味合いが異なりますので税金はかかりません。
ですから生前に墓地(聖地)をご用意されることは相続税の節税にもなります。
墓地 墓石は「祭祀財産」になり、税金がかかりません
仏壇や位牌も同じです。
取得税…必要ありません。
相続税…必要ありません
永代使用権とは、墓地の使用権のことです。墓地は、宅地分譲などのように、土地そのもの売買されるのではなく
墓地をいつまでも使用する権利で、それを所得する費用を「永代使用料」といいます。
永代使用権には期限はありません。
法律でも、そのお墓を祀るものに対して、墓地使用権の相続は認められているのです。
しかし第三者に譲渡したりしたり、墓所以外の目的に使用することは一切できません。